2008年4月29日火曜日

インド時間




久々に踊りを見に行きました。広告には夜7時からと掲載されていたので、日本人の私は7時に行ってしまいました。でも実際に会場に入れたのは7時半。公演が始まったのは8時20分。驚いたことにプログラムには公演は7時45分から。きっとインド人は確実に1時間は遅れて来るので、雑誌には7時と載せたのかも。並んでいた時に私の前にいた女性は”昨日は7時半シャープに始まったのに”と文句。でも30分も遅れているのにシャープと言っていいのでしょうか。。。。

前置きが長くなりましたが、この公演の主役は69歳のシワシワの女性。グルなのはわかりますが、やっぱり動きに無理があり、見ていてちょっと辛かった。kathakは年齢と共に磨きがかかると言われていますが、やはり限界がありますね。でも彼女の一番弟子のSohini Debnathは最高に上手でした。久しぶりに感動。踊りがキビキビしているのに、女性らしい優しさがあり、観客を魅了していました。

2008年4月23日水曜日

幸運を呼ぶ。。。。


誕生日プレゼントのビーナがやっと届きました。誕生日は2月でしたが、インドなのでまーこんなもんでしょう。

オーダーメイドのビーナは孔雀柄で、マドラスから楽器屋さんが何十時間もかけ、電車で持って来てくれました。

ビーナの隣に座っているのはとっても優しい私の先生です。先生は大学で日本語を少し勉強したので、簡単な日本語が話せます。

ちなみに新しいビーナーを受け取ると運が良くなるそうです。いいことが起こりそうな予感♪

2008年4月21日月曜日

普通じゃないこと

先日主人の仕事の関係でムンバイの盲目の子供達が通う学校を訪れる機会がありました。感動と衝撃のいろいろ考えさせられる一日でした。

私達が訪れたのは3歳から16歳位の男子校です。点字を使ったりして普通の学校で私達が学ぶ様な事をここで学んでいます。みんな必死になって真面目に勉強している姿を見て、何不自由ないのに愚痴ばかり言って暮らしていている自分がとっても恥ずかしくなりました。

これは点字の授業の様子。みんな真面目に声をだして本を読んでいます。


一クラスは8人~15人程度と授業によって違います。私達が各教室の廊下を通るたびに、それぞれの教室の子供達が全員起立をし、"Welcome guests" と暖かく迎えてくれました。

この授業はイメージ数学です。頭の中にソロバンをイメージし、248x8とか 192x6というような目が見えても簡単に計算が出来ないような数式も暗算をし、スラスラとみんな答えてくれます。クイズ式に私たちが適当な数字を紙に書き、生徒が計算をするというゲームをしました。私たちは計算機を使ってしまいました。笑



音楽の授業では、インドの楽器、タブラー、フルート、ハーモニアム、エレクトーンなどの楽器で合奏してくれました。

学校訪問の最後はヨガの授業です。アクロヨガの様なヨガでみんなで協力し合ってします。このヨガをすることに体を鍛えるだけでなく、他者と協力、協和していくことも学ぶことが出来るそうです。


この学校訪問は本当に素晴らしい経験でした。この学校には不思議なオーラがあり”calm"という単語がぴったりな学校です。

でもこの学校には経営難という問題があります。運営の殆どは個人や企業からの寄付で、政府からの援助は殆どないそうです。毎年寄付収集も大変だとか。せっかくインドにいることだし、私も何か子供達にしてあげたいな。。。。。

2008年4月17日木曜日

トイレットペーパー泥棒

19歳の時にバックパッカーとして来た時に、トイレを使い、トイレットペーパーを盗んだ思い出のあるムンバイのタージマハルホテルに今回泊まる機会がありました! 

旧館のロビーはこんな感じ。タージマハルホテルのフラワーアレンジメントはいつも素敵です。


高級感のある部屋です。バスルームのアメニティーはインドなのに英国のMOLTON BROWN。


プールサイドから眺めるタージマハルホテル。


部屋の前の廊下はすごかった!


部屋からはインド門が見えました。

2008年4月13日日曜日

WASABI


今回ムンバイに来て初めて主人とtaj mahal hotelにある三代目料理の鉄人森本正治がプロデュースしているwasabiという日本食レストランに行きました。噂で高いと聞いていたので、怖くていけませんでしたが、ランチはロンドンの日本食レストランを考えると許せる値段でした。(私はいつも都合が悪くなると日本円ではなく、イギリスポンドに換算し、自分と主人を納得させるのです。)

ランチセットメーニューは殆どのセットは1500ルピー(4500円)。寿司、刺身、鉄板焼きもあればラーメンもあります。お寿司とラーメンが同じ値段というのはちょっと不思議です。久々に和牛が食べたいので鉄板焼にしようと思いましたが、牛はインド産ということだったので、築地から届けられたネタの寿司に変更。わさびは店名がwasabiというだけあって、チューブ入りではなく、本物の山葵でした。主人は焼き魚定食。定食の魚はブラックコッド(銀鱈)。魚も美味しかったけど、久しぶりの日本米が涙がでる位美味しかった!!!

最高のランチでした。♪また行きたいな〜

2008年4月10日木曜日

たくさんの訪問者?!

インドは毎日たくさんの人が家を訪れて来ます。あるインド人の知り合いはメイドさんを5人位雇っていて、そのうち一人は訪問者の対応だそうです。(ちなみにその人の家には犬の世話係というメイドさんもいます)訪問者は八百屋さん、アイロン屋、牛乳屋、卵売り、パン売り、ココナッツ売り(ジュースとして飲む)、肉屋、魚屋、修理屋(インドの家は問題がたくさん)、花屋、商店からのデリバリー、出前を始めなんでもありです。牛が家に来て、その牛の乳からミルクを買う家もあるそうです。インドでは家から一歩も出なくても生活は出来ます。でも私は野菜などは自分の目で見たいので、近くの青空市場に週4、5回行っています。



上の写真は卵屋さんです。卵を自転車に乗って売りに来ます。なぜかパンも買えます。なぜパンと卵の組み合わせなのかは謎です。彼はいつもにこやかで、私の変なヒンディー語を笑顔で我慢強く聞いてくれます。いつかヒンディー語がベラベラに話せるようになればもっと面白いのにな。。。



2枚目の写真はアイロン屋さんです。一枚2.5ルピー(7.5円)です。彼はすごく真面目でいつも時間通りにアイロンを届けてくれます。ハンカチ以外のアイロンがあまり好きではない私にとって本当にありがたいです。ちなみにこのアイロン屋さんが立ってるのは私のフラットのエレベーター前です。このエレベーターは手動でガラガラと開けます。古くて嫌だという人もいますが、私は大好きです。でも残念nもうすぐ工事が始まり、現代風の自動エレベーターに変わるので残念。しかも工事は1ヶ月かかるそうです。最上階の7階に住んでる私たちにとってはショッキングな知らせでした。ま、運動不足なので調度いい機会かもしれないですね。

2008年4月8日火曜日

dola re dola

私のブログ名は2002年のインド映画devdasで使われた音楽の曲名です。

2008年4月6日日曜日

ユダヤのチキンスープ




今週末は久々にムンバイの自宅でゆっくりしました。料理好きなユダヤ人の主人は土曜日にチキンスープを作ってくれました。私はスコットランドの料理は好きになれませんでしたが、ユダヤ料理は大好きです。特にチキンスープは絶品。実は私も彼のお母さんに作り方を習ったのですがすっかり忘れてしまいました。っということで、主人が”ユダヤの料理本”とお母さんのチキンスープの味を思い出しながら作ってくれました。スープのベースはチキンで、人参、リークを入れ、数時間(4時間以上)煮込みます。日本のカレーと一緒で作った日より翌日の方がコクがでて美味しいんです。このチキンスーブにはカナイドルという団子も入っています。カナイドルはパン粉の様な“matzo meal"で作ります。

2008年4月2日水曜日

花嫁修業中




ムンバイ市内ではなかなか見る事ができませんが、特に南インドや田舎に行くと上の写真の様なチョークで描かれた模様、コーラムを見る事ができます。別名ランゴリとも言われています。この写真はムンバイから車で4時間位のアリバーグという所での光景です。

由来はいろいろありますが、先祖や神様を家に導く為に家紋の様なものを毎日玄関前に描くと言われたりしてます。模様は地方、家族によって違い、家庭の女性によって代々引き継がれます。花嫁修業の一つともいわれているので、この女の子も修行中なのかも。

人がこの模様の上を歩くなどして模様が壊されるといいことがあるそうです。やっぱり神様が家の中に入って来た証拠なのかもしれません。インド人の日常生活は本当に宗教、神様と近い距離にあります。

それにしてもこの女の子は髪型がサザエさんのワカメちゃんカットで可愛い!!